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GiBとGB?

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パソコンパーツのHDDやSSDの規格を調べているうちに、GiBという単位に気づきました。また時々使うCrystalDiskMarkを5.1.0x64にバージョンアップしたら、そこにもGiBという単位が使われていました。さて、何のことなのか、少しだけ調べました。

CDM-sample.jpg

結論から言うと、デジタル回路ではお馴染みの2進数と、いわゆる身近で普通に使う10進数で、大きな数字になると単位にkやM、G、Tなどの接頭語を付けますが、この接頭語が大きくなるにつれ二つの実際の数値の誤差が広がり、誤解を招かないように新たに単位を作ったのがGiBです。読みは「ギビバイト」です。

お金の世界では1000円を1k円、100万円を1M円などと言います。周波数は1000kHzを1MHzと言い、1000MHzを1GHzと言います。kはキロで1000倍つまり10の3乗を意味し、Mはメガで100万倍つまり10の6乗を意味し、さらにGはギガで10の9乗を意味します。

これは多くの場で使われる世界共通の単位の一例でSI系と言わています。距離のmや重さのgなどにもkmやkgがありますが同様です。

ところが2進数でやり取りをするデジタルの世界では、実際には1kBは1Bの「2の10乗」つまり1024倍となり、「10の3乗」の1000倍とは少し異なる数値になります。誤差でいうと2の10乗は10の3乗より2.4%増という結果になります。

kで2.4%の誤差ですが、Mになると10の6乗と2の20乗で誤差は約4.86%、さらにGでは10の9乗と2の30乗で誤差は約7.37%、さらにTでは10の12乗と2の40乗で誤差は約9.95%にもなります。

HDDやSSDのパッケージに、実際には容量は少なくなります、という但し書きの理由の一つはこれです。

GiBとGB

ただし、GiBなどが国際的に認められてからも浸透することがなく、現在でもGBが主流です。ちなみに読みをもう一度書くとMiBはメビバイト、GiBはギビバイト、TiBはテビバイトとなります。

全く話は逸れますが、自作PCにトライいますが、当初の選択肢にDELLのモデル(Precision)もあったのですが、20%OFFの「法人様向け製品限定クーポン」が出ています。

どうもパソコンの壊れるタイミングと買うタイミングがずれている自分が哀れです。

DELL Latitude E6220ノートPCを購入時につけた128GBのサムソン製SSD、これが容量が仕事で使う際プログラムで半分以上占めてしまい256GBや512GBのSSDを購入し入れ替えようと試みたところ、互換性のあるサイズのはずが入らない、という事態になっていました。

サムソンのデータシートを見ると、厚みが9.5mmではなく6.8mmとなっており、これが原因?と思いつつ色々調べたところ搭載されていたのはSAMSUNGのPM810(正式名はMZ7PA128HMCD-010)で2011年の今年リリースされたSSDでした。ただSATA3には対応しておらず、データ伝送速度は一般のものと同様です。

サムソン256GBのSSD MZ7PA256HMDR-010D1

国内でこれの256GBの販売しているところを探しましたが、バルク品はまだ流通しておらず、MZ7PA256HMCD-010でebayを探すと2件ヒット。円高も幸いして23,000円程度で即落し、1週間ほどして手元に届きました。出品していたのはアメリカテキサス州の人でしたが、これも正規販売されたものではなさそうです。

DELL E6220 bottom SSD256

とりあえずデータのバックアップをUSBメモリにとり、E6220の裏蓋を開けてSSDを交換しました。今度はさすがにすんなり収まり、早速バックアップデータから復元しました。バックアップを取るときも短時間に感じましたが、復元も早く、30分はかかりませんでした。容量を確認して、パフォーマンスとCrystalDiskMarkで伝送速度を測定し、作業を終えました。さすがに256GBあればかなりの画像データをPC内に残しておけます。以下にパフォーマンスとCrystalDiskMarkのデータを載せておきます。驚くほどの速さではありませんが、やはりHDDとは比較にならないほど高速です。

E6220-SSD-256GB-PERFORMANCE E6220-SSD-256GBのデータ

参考までにE6220のeSATA接続の3.5インチHDDのCrystalDiskMarkのデータも載せておきます。

DELL-E6220-eSATA-2TBHDD-20110823.jpg

結論から申しますと、すごく早くなりました。待ち時間という概念が無くなりそうです。私のXPS1645は立ち上がり時間が特に長く、コーヒー入れてきてもまだカリカリ音がしているくらいの遅さでした。CPUはi7、メモリは8G、グラフィックはAMDの...まあ、とにかくHDD以外は外観含め、今のXPSより好きなPCです。

HDDからSSDへの交換は短時間で済みました。E6220のようなギリギリの設計ではなく若干ですがスペースに余裕があります。

その後Windows7をクリーンインストールして概ね完了しました。クリーンインストール自体、時間があまりかからなかった印象があります。そしてそのread,write時間の計測です。下の写真の左がHDD(日立500GB7200rpm)の時、右がSSD(Crucial m4 512GB 2.5inch SATA 6Gbit/s CT512M4SSD2) です。

DELL XPS1645のHDDをSSDに交換

数字でもわかるとおり桁外れに読み書きのスピードが上がっています。PC立ち上がりの時間は30秒はかかりません。高嶺の花ではありますが、SSDのスピードを味わってしまうと離れられなくなりそうです。

DELL XPS1645のHDDをSSDに交換

DELL T3500にSSD搭載

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以前から気になっていたSSD(Solid State Drive)をDELLワークステーションT3500に搭載してみました。SSDは半導体(フラッシュメモリ)だけで構成されており、従来のHDD(Hard Disk Drive : 磁気ディスク)に対して非常に高速にアクセスできること、メカニカルな部分が無いことから衝撃に強く故障率も桁外れに低くなっています。難点としては価格が高いことです。

この価格が高いことですが、現在の円高のため従来よりかなり安くなっています。それでもGB当たりの単価はHDDに対して数倍から10数倍はするため簡単に手を出せないのも本音です。

それでも仕事柄、写真や動画などの巨大ファイルを右へ左へと動かすため、時々時間がもったいないと感じていました。そんな折、たまたま仕事用ノートPCの入れ替えでDELLのLatitude E6220という新しいモデルを手配することになりHDDではなく128GBですが興味本位でSSD搭載にしてもらいました。

納品されさっそくE6220を動かすとあっという間に立ち上がり、唖然としました。今までならPOWER ONでコーヒーの1杯でも入れてくるくらいの時間がかかったのが数秒から数十秒程度です。さらにソフトの立ち上げも目に見えて早くなり、これからはSSDに変わるなと悟ったわけです。

そこで早速500GBクラスのものを探すとCrucialという海外メーカー製の512GBのSSD(Crucial m4 512GB 2.5inch SATA 6Gbit/s CT512M4SSD2)を見つけ手配しました。HDDに比べればやはり10倍以上の価格差がありますが仕事上必要と自身を納得させました。

SSD Crucial CT512M4SSD2の本体質量

届いたものは箱も軽く、SSD本体は72gしかありません。ただ、このままでは取り付けられないので3.5インチのHDDと同じ取り付けができる金属製のアダプタ(アイネックス社のHDM-17という鉄製の枠)を取り付け、システムとソフトが入ったCドライブ、データ用のDドライブとして置き換えました。大量のソフトがインストールされていたため、1日以上時間を要しましたが、一部データを失ったww以外は概ね順調に動いています。何よりPCとソフトの立ち上がり、データの移動が猛烈に早くなった印象です。

SSDの3.5inchHDD互換マウント金具 アイネックスHDM-17

下の写真がPCに取り付けたところです。アダプタの金具の穴位置がHDDと同じでインチでタップが切ってあるため3.5インチのHDDとほぼ互換があります。

DELL T3500にSSDを取り付け

それまで使っていたHDDもキャッシュメモリが64MB付いた読み書きが早く音も静かと評判だった1TBの7200rpm(Western Digital Caviar Black 3.5inch 7200rpm 1TB 64MB SATA 6.0Gbps WD1002FAEX )でしたので、相応のスピードでしたが、Crystal Disk Mark 3.0.1で事前に読み書き速度を測定していたので、SSDに交換してから、再び計測しました。その比較データが下の写真です。なるほど体感できる大きな違いだと、納得しました。

2011-07-29-CDM-HDD 2011-07-31-CDM-SSD

カリカリという音がしないで立ち上がるのが不思議な感じです...車のプリウスのような...

WindowsのPCのパフォーマンス表もHDDだと5.9しか出ないのですが、SSDにしたら7.8になりました...ほぼMAXです。

2011-07-31-PFM-SSD

SSDはプリント基板にメモリが半田付けされた機械的な構造がない部品です。激しい温度サイクルや高温下で使わない限り、HDDと異なり半永久的なパーツです。それを踏まえるとPCを買い替えても上記の読み書きの速度が時代に合っていればずっと使えるものだと思い、今回の交換を決めました。またDELLのT3500のマザーボードはSATA3(6Gbit/s)には対応していないため3Gbit/sという条件で使っています。今回入手したSSDは6Gbit/s対応ですのでマザーボードが対応すればパフォーマンスはさらに向上するはずです。それもまた楽しみではあります。

ちなみにDELLノートPCのE6220の速度は下記の通りです。CPUはIntel Core i7-2620、メモリ8GB、SSDはサムソンのPM810の128GB(正式パーツナンバーはMZ7PA128HMCD-010、SATA 3.0Gbps、リードタイム250MB/s、書き込み220 MB/s、2.5インチHDD互換サイズ、但し厚みは6.8mm)。

CDM-E6220-128GB-SSD

パソコンを買って、すぐに或いはしばらくしてもっと大きな容量のHDDに交換したい、外したHDDをフォーマットしたい...といった余ったHDDの有効な手段は、ケースに入れてUSBでつないで...というのが一般的ではないかと思います。

ただ1個のHDDに1ケース、おまけにネジで固定したり結構面倒だと思っていました。で、Amazonを何気なく見ていたらサンワサプライから下の写真のもの(SANWA SUPPLY TK-CR1EUS クレイドル式HDDリーダ/ライタ(USB+eSATA接続用))を発見。HDDをそのまま突き挿しているだけです。ちょっと感動ものでした。

HDD-ADP-01.jpg

実際に使い始めましたが便利です。用途は、

  • フォーマット
  • データの有無や中身を確認
  • バックアップ用

などです。都度抜いて入れ替えるだけです。SATAコネクタといわれるHDD独特の接続部分があるのですが、ぴったりと合うように挿入部が作られていて、かつ抜き出すときは手前のレバーを下におろしてコネクタを外すという仕組みになっています。

正面のインジケータは通電中は青色LEDが点灯、アクセス時は隣のオレンジのLEDが点灯します。大きくて分かりやすいサイズのLEDです。

HDD-ADP-02.jpg

またそのまま裸の状態ですのでHDDのメーカや容量などが一目瞭然だということも実は助かります。

さらに便利なのは3.5インチだけでなく2.5インチにも対応していること。最近のノートパソコンはHDDも交換しやすいので、やはりたまってきてしまいます。いくつも使わないHDDが積まれてしまうわけですが、1つに1個のケースではなく、ケース1個あればHDDがいくつあっても用が足りる、というのが何より有り難く感じています。

HDD-ADP-03.jpg

難をいえば、SATAコネクタはいつか壊れるか接触不良を起こすか、という点と、意外と熱くなるHDDなので、風通しの良いところで使わないとHDDの寿命が極端に短くなったり故障する可能性がある、そしてACアダプタが必要なことでしょうか。USB接続だけでなくeSATA対応版もある模様です。それでも久しぶりに有り難いものを発見しました。お薦めです。